続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

乗算が苦手な子供

 九九はとても苦手な知人の小学2年生。1~5の段までは覚えている。6の段以降が、どうしてもできない。


 根性で、九九を毎日、百遍読誦させるか、5の段と、1~4の段に分割して、それを加算する方法を二者択一があると教えた。


 9×6の場合、9=5+4と考えて、
   5×6=30
+) 4×6=24
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       54
 の2段階の計算をさせる。3年生は割り算、計算法は、そろばんでは《亀井算》と言われるもの。かけ算九九を覚えていないと、無理難題である。(割り算九九はやり方を知らない。


 ところで、かけ算は何通り覚えておけば大丈夫か。
 かけ算九九うち、1~5の段までを使います。
 1)1×n(1の段)は、そのままと覚えておけば。1通り。
 2)平方数 4,9,16,25で4通り。
 3)2~5の段の36通りのうち、m×1と平方数の8通りを除外。 2×3 3×2 2×4 4×2 2×5 5×2がm×n=n×mであることから、3通り除外。36-11=25通り。


 合計、30通り覚えておくと、乗算は可能です。



 算数の文章問題では、m×n=n×mの操作を誤ると×をもらいます。


(例)リンゴ6個を4人にあげたら全部で何個ですか。
 4×6=24を求め、答案には、交換して6×4=24と書きます。