続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

体が不自由になると~書籍

 片手が使えず、おまけに利き手の半分痺れていると案外困ることが紙を扱うこと。特に本を読むことは難儀する。


 書籍は中綴じ。動作は左右になる。その動きが下腕の半分が痺れているから重い。持って読むなど片手が使えないと、ページをめくる操作がつらい。ゆえに、机の上か、譜面台などを使うことになる。ダイソーの200円譜面台を購入して使った。ページを固定する棒を動かすのがつらく断念。


 ならば電子書籍端末を使えというご意見もある。電子書籍は、過去の書籍(所蔵しているものを含め)が収録されているとは限らず、意外と不便である。また、電源が必要である。


 レポート用紙綴りや便箋で用いられている上綴じは、動作が上下になる。これはやり易い。書籍もこのようなものもあればよいと言っても、少数意見に書籍の体裁を変えたものを欲しいと言っても、経費面から断られるのは自明である。

 では、どうするかである。書籍を解体して、紙をめくりやすいよう、B5またはA4に複写して綴じ直す、書籍を写真にし、活字認識させ音声読み上げを使う。どちらも手間と、著作権法の壁が立ちはだかる。特に図書館に行き、本を解体するなどは持ってのほか。複写も一部しか認められていない。さらに思案のしどころである。