続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

SHARP関数電卓 EL-501JとEL-506P


 内容は全く同じの関数電卓。右の506Pは、昭和62年、高卒後就職した初任給で購入したもの5,460円で左は、平成23年、980円+税で購入した。右の関数電卓は、一時、液晶画面が正常動作しなくなった。原因は電池消耗であった。

 501Jは、スマホのような形状で、デザインも良い。購入したのはデザインというより、506Pと操作が全く同じであること。

 現在は、CASIOの電卓、関数電卓を主に使っている。会社の電算部門で働いていたときは、SHARPの関数電卓を使っていた。

 ダンプリストの十進数を十六進数相互変換にする必要があり、例えば、十進数828688を十六進数に変換する場合、828688を置数後、2ndFを押して、マイナスキーを押すと十六進数に変換される。

 CA510(Hex)と答一発である。CASIO関数電卓の場合、これがないか、あったとしても、モード切り替えが必要であった。

 CA510(Hex)を十進数に戻すには、2ndFを押して+キーを押すだけ。これが便利で電算部門にいた頃は愛用していた。


 もう一つは、六十進数から十進数変換が楽でだったことである。今回取り上げた関数電卓は、六十進数入力に、時分秒を入力する場合、時分秒を区切るためのキー操作は不要である。

 例えば、0.3と入力し、→DEGを押すと0.5と表示される。0.3を30分と見なして変換する。1時間30分なら、1.3で良い。これはGooglemapの緯度経度データが十進数。地図の情報が六十進数。この変換のために、この関数電卓を多用していた。時間計算できる一般電卓や現行の関数電卓を使うと違いが分かる。

 980円+税で大きな電器店で購入できる。安いからと言って性能は劣るとは違う。従来型関数電卓に慣れていると、どうしても使いなれた方式をさがすのである。これは、RPN関数電卓でも同じであることである。