続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

愚痴

愚痴


 愚痴を書いて掲示板、ブログやSNSに上げる例は、インターネットが始まってから多々あるから。特段珍しいものではない。スマートフォンの爆発的普及がいつでもどこでも好きなだけ愚痴を発信できる。


 愚痴と言うものは、身内か仲間内で成立するものだから、文章にしたものをインターネットに発信するときは、いくつかの点に注意しよう。


全世界発信していること


 鍵をかけて仲間内しか見られないとしても、相手が複写して公開しているおそれもある。例えば、インスタグラムに不適切写真や動画を身内だけで見せたとしても、どこかで漏れて炎上騒ぎになる。


守秘義務違反になることも


 業務上に発生した愚痴は、時には守秘義務違反になり、処罰対象になることもある。利用者、取引先の愚痴はインターネットに出さぬこと。


個人が特定されることも


 個人が分からないようにしたとしても、うっかり漏らしていることもある。自己紹介欄にご用心。


 愚痴は、怒りに任せて書いているから、これらの注意点に考えが回りにくく、鬱憤晴らしで推敲も疎かにして送信してしまう。一度、インターネットの大会に放たれたら、すべての回収が不可能である。幾重にも複写されるからである。どうしてもインターネットで愚痴を発振したいならば、送信前に深呼吸して推敲しよう。鬱憤晴らししただけなのにでは済まされない。