総理の記者会見
総理の記者会見
現政権はマスコミを手なづけるのが巧みで報道機関の看板を掲げた広報機関となった。御用司会者、御用芸人、御用論客、御用記者が大手を振って言論界を牛耳っている。
総理の記者会見は、予め用意された原稿を総理と記者が読み上げるだけの朗読会となった。総理は抑揚をつけて原稿を読むから《朗読劇》と言っても良い。
原稿をいくら抑揚をつけたり感情を込めたとしても、官僚か政務官の作文。自分の言葉とは違う。だから、朗読劇に見える。
中継枠を作るNHKの場合、記者の質問は途中で打ち切って御用記者の賛成補強意見で終わる。批判がないからである。
演説は簡潔に分かりやすく、自分の言葉での伝えることが素晴らしいという見本が原稿朗読会ばかりする総理が示している。