続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

テイクアウト

テイクアウト


 デリバリー、ケータリングも含め、日本語に定着した英語由来の言葉。テイクアウトは、お持ち帰りという言葉が駆逐されようとしている。あと5年するとお持ち帰り料理はテイクアウトに置換されると思われる。


 デリバリーは出前もしくは配達。このまま進むと出前は特定の料理のみの配達を指し、一般の料理の出前と料理以外の配達をデリバリーに統合される勢いである。


 ケータリングは出張料理、カーがつくと屋台を意味する。急速に普及した英語。21世紀の後半には、博多の屋台も博多のケータリングという表記になっている。


 英語由来のカタカナ語がハイカラつまりかっこいいか新鮮に映るのか、すでにある言葉の置換、複数の言葉を包括して置換する動きが顕著。


 日本語は、千年以上前、大量の漢語を取り入れ根幹を作った。現在は大量の欧米語を取り入れ、カタカナ語として日本語の根幹をなそうとしている。100年後の日本語は、カタカナ語と一部の固有語、そして助詞、助動詞、カタカナ語を形容詞化した言葉になり、漢字は地名、人名のみ使われていると思われる。


 今日の昼食は出前を取りましたは、《トゥデイズ ランチ は、デリバリー》。明日は話題の店て持ち帰りは、《トゥモロー、フェイマスなショップでテイクアウト》が当たり前になっていると思われる。