続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

1年前

1年前


 1年前、平成から令和へ。宮中での儀式が中継され、長期連休で観光客は賑わった。その1年後、疫病で世界は混乱している。


 終息後、世界はいかように変わるか分からないにせよ、20世紀が終わろうとする時に生まれた秩序、それぞれの超大国の思惑が崩れ、全く新しい《時代》が来るのは間違いない。それが協調と繁栄か、対立と恐怖なのか。


 平成の時代は、戦争の惨禍はなかった反面、気象も経済も荒っぽかった。令和は疫病で国難がやってきた。《新自由主義》の体制がこの難を持ちこたえるか、それはアメリカの振りを見て判断して欲しい。


 外出自粛の間、学校の歴史教科書があるならば、なければ高校用学習参考書を入手して有史から読み返してみよう。人類は移動の範囲を拡げると同時に疫病との闘いもついている。


 マスコミの煽情的報道で恐怖を募らせ、偏見差別から排斥に走る。生物、ウイルス自体は種の存続と活動範囲を広げるために適応という戦略を打つ、大規模に感染するウイルスは、戦略として人々に恐怖を与える。COVID19の世界展開の戦略は、人々に恐怖を与える《定石どおり》に進めている。


 人類側の《次の一手》は、視聴率狙いの報道バラエティとワイドショーは一切見ない。冷静さを失わせるウイルスの戦略に惑わされず、テレビを消して頭を冷やし、予防・栄養・休養と運動。最前線で活躍する、医療福祉・運輸・福祉・小売などに敬意を払い、ウイルスに次の一手を打たせなければ、必ず形勢逆転する。