続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

加算器式電卓

加算器式電卓


 電卓が登場し10年ほどは、加算器式電卓がほとんど。+=キーと赤色で示した-=キーが加減算の役目を果たした。答一発のコピーが強烈だったカシオミニの最初のモデルも加算器式だった。

 1+2-3を求める時、一般電卓は算式通りに入れて=を押して求める。

 加算器式は、1+= 2+= 3-=と操作する。これは、1を加える2を加えて3を引くという意味する。慣れると、大量の加減算はこちらが楽に感じる。加算器式電卓は回路設計が算式電卓より簡単と何かの本で読んだことがある。

 電卓の普及過程を見ると、まず事務、金融機関から普及した。大量の加減算を早く正確に行うために入って行った。珠算と異なりキー操作を覚えるとあとは機械側で計算を実行する。カシオミニが登場し、家庭用に普及した。


 家庭用に普及した頃、算式電卓が普及していった。