電卓を活用しよう〜2−7
電卓を活用しよう
7 GTメモリ
ここからはGTキーがついた電卓を持っていると仮定して説明する。このキーは、10桁以上の電卓の大半がついている。大まかな説明は《1−9 機能キー・スイッチ》を参照して欲しい。
100均電卓お持ちの場合は、このキーはついていない。この場合どうするかである。単に加算累計をする場合は、結果をM+することで解決する。メモリとGTキーを併用する計算では、答えを紙にメモする必要がある。
それでは実際に使ってみよう、《2−4 メモリ計算》の問題3を用いる。
(問題3)
それぞれの単価と数量から金額を求め、合計金額を求める。
商品A 単価100円 数量10個
商品B 単価150円 数量15個
商品C 単価200円 数量 20個
(操作)
計算を始める前は、必ずオールクリアキーを押し、GTの表示が消えていることを必ず確認する。
商品A 100×10= (表示 GT 1000)
商品B 150×15= (表示 GT 2250)
商品C 200×20= (表示 GT 4000)
最後にGTキーを押す。(表示 GT 7250)
メモリとGTを組み合わせるとより複雑な計算ができる。
(問題7)
次の計算をせよ。
100×5+100の2乗
(解説)
共通している数字が100なであるから、メモリに100を記憶させると、キーを押す回数が減る。
(操作)
100M+ (表示 M 100)
×5= (表示 MGT 500)
MR×= (表示 MGT 10000)
GT (表示 MGT 10500)