続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

電卓に強くなる〜力説乗数定数固定

定数計算乗数固定はなぜ優秀か


 講談社ブルーバックス電卓に強くなるの著者は、定数計算《乗数》固定が優秀である根拠が3頁に渡って論じています。



 a×bの操作をした場合、bが定数と使われる仕様が優秀であるとされています。現行品はaが定数として使われます。
 なお 、CASIO 一般電卓の定数計算も、a××bの操作するとaが定数して使われます。


 結論として、bが定数として用いられる仕様は、はっきり劣ると記しています。


 5×5×5×5×3×3×3×3×3
 がbを定数として用いる電卓は計算が1回でできるとあります。5×5×5×5×3×3×3×3×3のような計算は、メモリ計算で対応できます。この場合、私は関数電卓を使います。


※CASIO一般電卓での操作。
MC,5××==M+3××====×MR=
151,875


(a+b)×cの計算はどう操作するか


 現行の電卓の場合、a+b×と操作した場合、a+bが被乗数として固定されます。優秀とされる電卓の場合、a+b×cと操作すると、乗数のcが固定されます。現行の一般電卓のように定数計算すると、誤算となります。
 優秀とされる電卓は、a+b×=c=の操作で、a+bを定数にして求めています。