続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

加算器式電卓 2

加算器式電卓
 引き続きCASIO DS-120TWを用いて加算器式の説明しましょう。


■乗除計算
 掛け算と割り算は、このようになります。
計算例
 2×3 +=
 この場合、6が入ります。
 2×3 −=
 この場合、−6が入ります。


 −2×−3 +=
 この場合、6が入ります。
 −2×−3 −=
 この場合、−6が入ります。


 −2×3 +=
 この電卓、−6が入ります。
 −2×3 −=
 この場合、6が入ります。
 
 入りますと書いたのは、GTメモリに記憶されるのを意味します。


 GTメモリ装備の電卓と同じ使い方ができます。


 GTメモリつき電卓で掛け算の答えを累積する一般電卓での計算はこのように操作します。
 2×3=
 4×5=
 GT


 DS-120TWはこのようになります。


 2×3 +=
 4×5 +=
 GT


■定数計算モード
 乗除計算は×÷キー2回押しで定数計算ができます。


 例
 2 ×× 3 +=
 の操作後に、
 4 +=
 とすると、8が入ります。
 4 −=
 とすると、−8が入ります。


 例
 2 ÷÷ 3 +=
 の操作後に、
 4 +=
 とすると、2が入ります。
 4 −=
 とすると、−2が入ります。


■べき乗/逆数
 数値××操作後に、+=を押していくと、べき乗が計算できます。
 数値××操作後に−=を押すと、マイナスどうしの掛け算の規則に従います。
 例
 2 ×× −= 答 −4
 −= 答 8
 −= 答 −16


 逆数は、数値÷÷操作後に、+=を押していくと逆数が求まります。
 例
 8 ÷÷ += 答 1
 += 答 0.125
 −=を押していくとこのようになります。
 例
 8 ÷÷ −= 答 −1
 −= 0.125


 今まで説明した動作を利用するとこのような計算ができます。


 −2×−5=10
 操作
 2× −= × 5× −=
 −2×5=10
 操作
 2× −= × 5× +=