電卓 概算計算
概算計算の例
1光年
自由空間を光が1年間進む距離。
光の速度(真空中)
299,792.458km/s
1年 365.25日
1日 86,400秒
12桁までの一般電卓でそれぞれを掛け算すると、桁あふれエラーを起します。答えが13桁になるからです。
そこで、最後の1桁まで必要でない場合には、概算を使うことになります。
桁あふれエラーを出したくない場合は、次のような例で求めます。
1 準備
与えられた数値が万以上のものは四捨五入などをするなどして万単位にして揃えます。なお、1年の日数はそのまま使います。
光の速度 30万km/s
1日 8.64万秒
2 掛け算します
答えが94,672.8と表示されます。(30×8.64×365.25)
3 小数点を億と見なします
億と見なすのは、10の4乗×10の4乗=10の8乗になるからです。小数点の位置は10の8乗、つまり億になります。
4 読みにくいなら10,000で割ります。
10,000で割ると小数点が兆になります。
これで1光年は、約9兆4672億8000万kmが求まります。



