続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

だいたい1ラジアンの作図

1ラジアンの作図
 ラジアン、弧度法と呼ばれます。例としてあげると、半径1メートルの円があったとして、その円周の1メートル分の角度を1ラジアンになります。


 半周するとπラジアン、1周すると2πラジアンになります。高校数学では、30、45、60、90度が何分の何ラジアンになるかの表を暗記させられたと思います。


 1ラジアンは180度÷πで求められます。なお、おなじみのMS-Excelの角度表現はラジアンが基本になっています。


 πは、無限に続く数ですから、当然、割り切れません。近似値として57.296度があります。


 PCのソフトを持ちれば一発で描けます。では、コンパスと定規と等間隔の罫線を使ってとのようにだいたい1ラジアンを手書き作図するか考えてみましょう。

 ここでは、円周率の近似値、22分の7として考えます。半周を22等分し、7つ目に当たる部分がだいたい1ラジアンになります。あとはどのようにして、半周を22等分するかになります。考えてみましょう。もう1つヒントは、90度をどのように11等分するかです。


 使える道具は、コンパス、筆記具、定規、等間隔の罫線(ノート)です。