だいたい1ラジアンの作図
1ラジアンの作図
ラジアン、弧度法と呼ばれます。例としてあげると、半径1メートルの円があったとして、その円周の1メートル分の角度を1ラジアンになります。
半周するとπラジアン、1周すると2πラジアンになります。高校数学では、30、45、60、90度が何分の何ラジアンになるかの表を暗記させられたと思います。
1ラジアンは180度÷πで求められます。なお、おなじみのMS-Excelの角度表現はラジアンが基本になっています。
πは、無限に続く数ですから、当然、割り切れません。近似値として57.296度があります。
PCのソフトを持ちれば一発で描けます。では、コンパスと定規と等間隔の罫線を使ってとのようにだいたい1ラジアンを手書き作図するか考えてみましょう。
ここでは、円周率の近似値、22分の7として考えます。半周を22等分し、7つ目に当たる部分がだいたい1ラジアンになります。あとはどのようにして、半周を22等分するかになります。考えてみましょう。もう1つヒントは、90度をどのように11等分するかです。
使える道具は、コンパス、筆記具、定規、等間隔の罫線(ノート)です。