続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

電卓とそろばん

電卓とそろばん
 電卓とそろばんは、対峙する計算道具という印象がずっと続いていた。


 40年以上前小学校の算数の授業で、電卓を使うと計算能力が落ちるという先生、電卓が必ずしも正確ではない20+20が41と出す場合からという先生もいた。


 電卓も長年使ってきた。いまだに20+20を41と表示する電卓は見たことがない。成績の計算にカシオミニを使っていた先生もいた。


 珠算は小学校3、4年生の算数で登場する40年前は家庭にそろばんがあったから、わざわざ買わなくて自宅から持参すればよかった。ただし、単元が終わればお払い箱。小学校を通じて使えば計算能力も上がるのにと思われる。


 そろばんと言えば、40年前は商業高校で使うものとイメージもあった。当時、通っていた珠算塾にも商業を習っている高校生もいた。


 現在の珠算は計算器具から集中力を養う道具に変わっている。当時、商工会の教科書を使っていた珠算塾では、暗算科目は有段者にあった。暗算がなかったのは、金融機関の窓口に就いて理由が分かった。


 現金過不足を起こすから、暗算はせずに入算して確認とあった。現在の窓口は、キー入力を誤らない限り、指示通り現金が出るようになった。


 電卓とそろばん、対峙するよりも併用すると計算が便利になると思われる。研究していきたい。