続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

電卓の定数計算

定数計算
 現行の一般電卓は、被乗数固定。CASIO電卓は乗数固定を示唆する表現が説明書に載っている。ただし、先に乗数を入力し、乗算キーを2回押すという規則。


 この規則だと、球の体積、4πr^3/3の計算は、まず、rの定数計算から行うため、乗数固定方式の4×3.14×r×===÷3=という数式通りの計算が有利となる。


 現在CASIOの乗数固定は、先に乗数を入力することから、4×3.14×r×===÷3=のように数式通りの入力が不可能となっている。

 定数計算の乗数固定が有利と力説した《電卓に強くなる》。aのn乗×bのn乗の計算が有利だと上げている。それよりも球の体積が計算しやすいと上げていれば、なるほどこちらが有利と分かりやすかった。こちらを上げていれば、四則演算キーを押したあとの数を定数として固定するという電卓が普及したかもしれない。