続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

電信電話記念日

令和3年10月23日 10月23日は《電信電話記念日》。
 電話は平成の初め頃までは、電話線に黒電話かプッシュホンがつながり、電話台の上にカバーをつけて置かれていた。


 設置場所も昭和のドラマ、サザエさんやドラえもんを見れば分かる通り廊下に置かれていた。太陽にほえろ!のボスの事務机の上に電話機、西部警察の自動車電話は憧れだっ
た。


 通話料に市内と市外、市外に距離制があり、電電公社がNTTに変わる直前は、320キロメートルを超える通話は3分400円だった。当然、携帯電話など普及していなかったから急ぎは電報。24時間受付配達していた。もっと古い時代は郵便局でも電報電話業務もあった。となりのトトロを見ている人は、電報配達や電話を借りに行き、長距離電話を交換に申し込む場面を見ているならばピンと来る。50〜60年前のごく普通の通信事情だった。

 携帯電話とインターネットが当たり前になって20年を超えた。電話回線がないと今の便利が不便極まりなくかつ不安に陥る。先人の努力と、通信の安定に日々奮闘する労働者へ敬意を。