リコー関数電卓 RICOMAC X-1
昭和50年頃の事務機メーカーのRICOHの関数電卓。RICOHと言えば、輪転機を会社で使った。あとは、ワープロ専用機、ワープロ専用機とWindows3.1,95の複合機も使ったことがある。
電源は、単三乾電池4本もしくは、ACアダプタである。
8桁の関数電卓。ただし、指数表示は不可で、
99,999,999+1=は、指数表示に切り替わらす、一般電卓のように、オーバーフローエラーを表示をする。一般電卓に関数を追加したものと考えられる。
関数キーは、Fキーを押すと、Fが点灯する。それから数字キーを押す。メモリの表示はない。
M←→Xは、メモリの内容を参照し計算に使える。上下の矢印は、X-Y交換(スワップ)キー。DRキーは説明書がないため不明である。
置数訂正キーはない。
冪乗計算は、CASIO fx-15と同じ動作をする。
2の8乗を計算する。
2を置数して、冪乗キーを押す。
0.693147が表示される。
8を入力し、イコールキーを押すと、
2秒ほどで、255.9995が表示される。
冪乗はこのような手順を踏んでいる。
X-1やfx -15の整数値どおしの冪乗計算がきっかり出ないのは、誤差のためである。255.9995は、四捨五入して256と見なす。
答えが8桁を超える冪乗は、このようにお手上げエラーになる。キーと蛍光管は正常に動くから、時々、電源を入れて動かそう。










