続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

体育の日

 体育の日、この名称は今年で最後。令和2年に限って7月24日、《スポーツの日》に改称される。スポーツは、運動または体育と約されていた。現在は、英単語をカタカナ語にしたものが定着した。体育の言葉はしだいに使用範囲を狭め、国民体育大会も体育からスポーツに変えられ。残るは学校教育のみと思われ、体育という言葉は辞書だけに残るだけに向かって行くと考えられる。
 欧米の言語から入って来た単語は、主に幕末から明治期、漢語に翻訳されてきた。現在幕末、外来語の流入が激しく、カタカナ語にして済ましている。日本語には概念がないからカタカナ語したと習ったのが、福祉用語の《スーパーバイザー》。していることは職場訓練。概念がどうだこうだではない。なお、この用語、私の勤めていた会社では福祉用語での意味と異なる意味で使われていた。
 話を戻すと、スポーツを強引に訳すと《競技》ではないか。それぞれの技を競い合うからだが、スポーツ競技という言葉があるから、訳語としては難しい。