続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

穏やかな休日


穏やかな休日
 穏やかな休日。すばらしい即位パレードとなりそうである。今上天皇陛下は、皇太子殿下の印象が強く残っている。平成に入って30年間、長いようで短いような。
 成人式、田舎の成人式は帰省で戻る人のために正月3日。その時は昭和だった。それから5日経って平成になった。新しい時代の訪れと言うより、普段どおりの日曜日であった。
 平成10年になるまでは、時間ゆっくりと感じ、20年までは速く感じ、30年はあっという間に来た。この調子で行けば令和が10年になるころは飛んで来るように感じるのではないかと。時間は誰もがほぼ同じ時間で流れている。それでも感じ方が違うのは、紡いできた知識経験がたくさん蓄積され、振り返られる範囲が広がったこと。学生時代と20、30代以降を比較できるから、時間の流れが速く感じる。
 創作するものを非難する意図は毛頭ないが、自由に発表できるようになって、小説を例にあげると分野が横並び均一化してしまっている。ニーズと言われればそれまでだが、横並びでないとならない理由はなんだろうか。一つ言えるのは、創作はまったくの無から生まれない。紡いできた経験の蓄積から生まれる。