爽やかな朝が来た。天気の変化は麻痺の部分に影響を及ぼす。冬は寒さも加わるからしんどい。

　こわばりや痛みが強い日は、思考に影響どころか回らない。収まるまで時間がいる。気がついたらかなりの時間が流れていることもある。

　年が明ければ、麻痺やこわばりが起きて１０年目に入る。満員電車に揺られて通勤、仕事のあとに同僚とちょっと一杯、休日にはどこかへ行くのが難しくなった。できていたことができなくなり悲嘆に暮れるか、なにか代わりはないかを見出すか。もちろん後者を選んで毎日を過ごしている。