続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

凍える朝


凍える朝
 凍える朝は、麻痺している半身に悪影響を及ぼす。冬は始まったばかり、転倒しないように気をつけよう。


 今まで日本語で表現していた言葉を外来語に置換し、似たような単語も包括し、さらにはそれを短縮する傾向が強い。どの言語もそうであり、日本語に大量に取り入れられている英語も大量の外来語から成り立っている。英語を取り込む場合は長い音節の場合は5文字以内のカタカナに縮められて定着する。例を挙げると、《サブスク》。ロシア語かと思えば、サブスクリプションの略語。定額制と言うより横文字を略してもねと感じるが、情報通信関連の影響力が強いから、定額制とサブスクが別の概念として固定化されるかもしれない。


 いくつかの単語を包括してしまったのが《サプライズ》。これは小泉政権時にマスコミが喜んて使って、いつの間にか固定化された。
 思いがけない、予想外の、驚かせる、ドッキリ、ビックリさせる、驚きをもっての表現を当時の小泉純一郎首相の演出《小泉劇場》を表すために用いはじめた。サプライズの主な意味は、不意打ち、驚きである。不意打ちを政権に対して使うことにマスコミははばかったのか、当時は認知度が低かった英単語を取り入れたのだろうか。政権への忖度は今に始まったわけではない。