続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

一転、曇り。

一転、曇り。
 昨日は快晴、きょうは一転、曇り。調子が悪い。午後からサッカー天皇賞の中継があるようだから調子が良ければ見よう。


 月に1回、患者会の催し物がある。距離はそれほどないが、渋滞と信号の多さで、30分以上かかる。移動手段は公共交通機関、特に路面電車を使う。杖歩行の私は健常者に見えるようで、電車に乗ってきても知らぬ顔。障害者と理解した若者の行動。


 ・タヌキ寝入りを始める。
 ・ヘッドホンを付け音量を上げる。
 ・スマホを見出す。
 ・友人とおしゃべりをして気づかなかったフリ。


 どんなに立ちっぱなしに難儀しても、倒れそうになっても知らぬ顔、高齢者は座るのが当然と知らぬ顔。結局、座れるのは到着3分前か座れないまま目的地ヘ。これも《傍観者効果》。誰かが譲るだろうか、なぜ障害者が載って来るのと思っている方もいるだろう。


 こう書くと、席を譲ってもらえない障害者のひがみと捉えかねないが、わざわざ《席をお譲り下さい》という車内放送があるのも、自身のことが中心、自分のことが精一杯で困った時はお互い様まで思考がたどり着くのが難しいという証拠。とにかく、時間、数字に追われている。さらにスマホの監視がつけば余裕などないはずである。


 ということで、路面電車に乗った場合はガラガラ以外は座らないことにしている。貴重なスマホでのSNSタイムを邪魔してはいけないから。