続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

仕事始め

仕事始め
 今日から仕事始め。雨が近いので痛みもこわばりもいっぱい。落ち着くまで待とう。


 刑事ドラマを見ていて気づいたこと。


 ○拳銃カーチェイスの場面がない。
  太陽にほえろ!や西部警察のあの派手なアクションが刑事ドラマ定番だった。西部警察は今で言う《異世界》。


 ○むちゃくちゃな取り調べ
  電気スタンド、机、椅子は取り調べ室三点セット。最近の刑事ドラマをよく見ると電気スタンドが省かれている。これは現実に合わせたもの。プロレスの場外乱闘のような場面は演出。取り調べ可視化の要素も取り入れている。


 ○被疑者と重要参考人それに刑事の全員集合
  東映製作の刑事ドラマはなぜか全員集合する。もちろん演出。理由は説明しなくとも分かる。もちろん、鑑定結果の公文書を黄門様の印籠のように見せない。政権にとって都合が悪くなると、消えたり、シュレッダーに行ってしまう公文書もあったりするが、印籠のように見せると紛失、漏洩という危険性もある。


 ○捜査員以外の捜査
  捜査員以外が捜査員と加わることも、例えばと科捜研の女の榊マリコが捜査一課の刑事とついて捜査したり、取調室に入るのも演出。ドラマですから目くじらを立てることもない。


 ○お笑い芸人の起用
  そのうち主人公のみ俳優であとはお笑い芸人に下請けされるのではという夢を見たんだ起用のしかた。そのためか劇中に喜劇要素も入ってきている。最近の警視庁捜査一課長はギャグ満載。部下をニックネームで呼ぶのは太陽にほえろ!のパロディではないかと感じている。


 サスペンスドラマを含む刑事ドラマは、時代によって変わっている。BPOのウェブサイトには市庁舎の意見がある。サスペンス劇場の再放送は子どもに悪い放送中止の意見が一時期続いていた。気に食わなれば子どもをダシにしていたが、多チャンネル。それにネットで必要な時に見られる条件が整ってしまっては、単なる親のしつけの放棄を表明しているだけである。