続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

【CASIO】計算チェック電卓 プログラミング事例集

 旧版のCASIO計算チェック電卓D-250,260の計算チェック機能を使うとプログラミングのような使い方ができます。


現行品は300ステップ記憶、ルートキーを省いた機種になっています。以下の例題は現行品でも可能です。



(例題1)
 ある金額の、8%と、5%の、税込み価格を求めて、差額を求める。


01:金額入力
02:M+
03:MR
04:×1.08
05:=    ;8%の税込み価格。
06:MR
07:+/-
08:×1.05
09:=    ;5%の税込み価格。ただし答えは負数。
10:GT
※01:金額入力 M+ でも可能。その次は、03の操作。
 


(例題2)
 ある金額に対する、紙幣、硬貨の枚数を求めよ。
 <入力>
 スイッチ操作
 ・小数点以下切り捨てのCUTに合わせる。
 ・小数点表示桁数を0にする。
 01:金額入力
 02:M+
 03:÷10000
 04:=     ;1万円札の枚数
 05:×10000
 06:M-
 07:MR
 08:÷5000
 09:=     ;5000円札の枚数
 10:×5000
 11:M-
 12:MR
 13:÷1000
 14:=     ;1000円札の枚数
 15:×1000
 16:M-
 17:MR
 18:÷500
 19:=     ;500円硬貨の枚数
 20:×500
 21:M-
 22:MR
 23:÷100
 24:=     ;100円硬貨の枚数
 25:×100
 26:M-
 27:MR
 28:÷50
 29:=     ;50円硬貨の枚数
 30:×50
 31:M-
 32:MR
 33:÷10
 34:=     ;10円硬貨の枚数
 35:×10
 36:M-
 37:MR
 38:÷5
 39:=     ;5円硬貨の枚数
 40:×5
 41:M-
 42:MR    ;1円硬貨の枚数


 チェックキーを操作し、01の部分を表示させ、訂正、数値入力、訂正を押すと、別の金額の金種を計算する。



 チェックキーで、01の内容を表示させ、訂正を押し、新たに数値を入れ、訂正を押すと、その数値に対する計算を実行する。チェックキーで送っていけば数値が変わっています。
 なお、電源が入っている状態でACを押すと、ご破算。ACを押さずに、自動電源断になった時は、ACを押して、チェックキーを押せば、入力内容を記憶しています。