続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

身体が不自由になると



身体が不自由になると
 転倒負傷し頸から下がまだら麻痺になってまもなく9年。日常生活への不便は減りつつある。ただし、大きな壁となっているのが、趣味であった街頭撮影。
 まず、困難と言うより不可能に極めて近いがイベント時の雑踏と、夜間撮影。そのために補助者を立てるのは費用も果たして来てくれるかである。長崎ランタンフェスティバルの夜景スポットを撮影する前に、昼間でも歩道の僅かな段差でも転倒することがあるから、夜間は細心の注意どころか、段差の確認に終始しそうである。
 皇帝パレードの雑踏は、中途障害ななる前に撮影に行ったところ、参った記憶がある。おしくらまんじゅうかと思えるほどだった。杖の歩行ではまず押し倒されるのは確実であり、車椅子使っても無理である。どちらで来ても《障害者は邪魔、来るな》がオチである。
 皇帝パレードのコースにはアーケードを通っていた記憶がある。アーケードにはたくさんの監視カメラが設置している。どれほどの解像度かは知る由もないが、平成15年に発生した凶悪な少年事件でのマスコミ報道によれば、相当な解像度であると推測できる。この監視カメラシステムをうまく利用して、ランタンフェスティバルの中継ができないものかと、身体が不自由になってからいつも思うことである。決して、インスタグラムでいいね欲しさに言っているのではない。