続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

せやろがいおじさん

グッとラック《せやろがいおじさん》動画


 総理を擁護する。 または翼賛する出演者が優遇される。 昨今のテレビにおいて、 政権批判の動画を流している。総理を擁護すると言われる落語家が司会をするTBSテレビのワイドショー。


 せやろがいおじさんという海に出かけて、空撮、まくしたてるに合わせて画面いっぱいの字幕をせわしく切り替える手法の動画を週一回流している。


 いいことを言っていると称賛を送りそうだが、一気に大量の情報、この場合は、空撮による急なズームアウト、まくしたてながら画面いっぱいの字幕の高速切り替えは、受け手に考える、吟味する余裕を与えない。与えてはならないのである。


 なぜならば、政権を批判しているフリをしているか、政権批判を為政者側から潰されないため、まくしたてているだけと印象づけるかのどちらかである。強いてあげると、前者である。


 中立性とか第四の権力と自負していた報道機関、テレビメディアは、とっくに政権の翼賛機関に成り下がり、批判する芸能人、文化人をブラウン管から追放し、翼賛する芸人に芸能人に置き換わっている。芸人は今や教養教育番組、ドラマにまで侵食している。


 ゆえに、せやろがいおじさんも、核心を突く厳しい政権批判したら、放送自体されない。そのために、批判されても政権にとって痛くも痒くもない程度の言説をしているだけである。