続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

ゲームウォッチ40年

ゲームウォッチ40年


 ゲームウォッチ。ひとつのゲームに時計がついたNintendoの携帯用ゲーム機。液晶モノクロに、印刷した背景をつけた。価格も5,000円ほど。大人向けに発売されたと聞く。大人よりも子供が飛びつき、他社からも関連商品が出た。


 中学生の頃、生徒たちの大半がゲームウォッチを持っていて昼休みに遊んでいた。ただし、音切りがなかったため、ポケットに入れていたそれのボタンが触れ、ゲームスタートし、静寂な教室に独特な電子音が響いた。響いたと同時に爆笑が広がった。


 それから40年。Nintendoのゲーム機は、形を変えて登場した。今となって感じることは、マイコン製品で長く使ったのはNintendo製品だった。


 余談になるが、1990年代後半、手のひらサイズキーホルダーつきのテトリスができたゲーム機は、個人的にゲームウォッチの後継機と思っている。