続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

金曜日

金曜日
 穏やかな晴れの朝。10月は雨の日ばかりであった。11月に入ると晴天が続く。
 きょうは七五三。晴天に恵まれた。3歳の記憶は遥か彼方へ遠ざかったが、5歳の記憶は残っている。時計や電卓に興味を持ち親父のボケット電卓を持ち出していじったり、母親の腕時計や柱時計をいじって遊んでいた。幼稚園にこっそり母親の腕時計を持っていって時間の確認。どうして覚えたのかは思い出せないが、針の時計今で言うアナログ時計は読めた。となりに座っていた幼馴染みから時刻を教えてと何度も尋ねられた。
 漢字も読めていたと母親が言っていた。教えたわけでもないと言っていた。ただ、5歳の頃、子ども用の平凡社百科事典に夢中になって読んでいた記憶がある。たくさんの手書きイラストで飽きなかった。そのうち学研の百科事典セールスに両親は負けたのか、学習百科事典が本棚に揃っていた。宇宙と世界の地理の巻に夢中になった。ここから本が好きになったのであるが、文学より宇宙などの本ばかり読んでいた。ゆえに文学には疎い。
 5歳の記憶を思い出したとき、現在のテレビ朝日で放送されていたアフタヌーンショーで漢字1200字書ける子どもが何度も登場していた。司会者の川崎敬三の漢字をスラスラ書いていた場面が鮮やかに残っている。その後、どうなったのだろう。