続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

勤労感謝の日


勤労感謝の日
 勤労感謝の日。明日はローマ教皇が38年ぶりに来崎する。予報は雨。前回は降りしきる雪。非核に向けていかような発信をするか期待したい。
 20世紀は戦争の世紀、2度の大戦の後は冷戦と軍拡競争。3度目の大戦一歩手前までといういさかい、事件はいくどとなくあった。大戦になれば核兵器が用いられ、人類は破滅的状況に。核兵器削減に向かい、核兵器禁止条約が出来はしたが、世界は分断と覇権争い。核兵器は削減から一転しかねない状況に向かっている。
 人類には支配欲がある。この欲が限りなく増大させたのが戦争。有史以来どれだけの戦争が繰り広げられたか。勝つために兵器を発達させ、人類自体を何度も滅ぼせる兵器を手に入れてしまった。核兵器には抑止力があると言われる。抑止とは違う、従わせる脅しであり、それは支配欲の極みである。
 支配層によって人々たちは煽動と分断で踊らされて来た。文明の利器である情報通信は、いとも簡単に支配層に思惑によって分断と対立を煽ることが可能になった。すぐにでも紛争から核戦争に持っていける。なぜなら、虚報を大量に流布つまり拡散できるからである。
 影響が大きすぎるローマ教皇が核兵器に関するいかような発信をすることは、世界は3度目の大戦が見え隠れしていると思われる。戦争とはファンタジーではない。カッコいいものでもない。禍根が残るだけである。