続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

SHARP電卓の思い出

SHARP電卓の思い出
 昭和48年、親にせがんで買ってもらった電卓は、8桁蛍光管のナショナル電子ソロバンだった。現在は持っていない。親父が東芝の蛍光管ポケット電卓を見てせがんだ。


 当時は白物家電メーカーも電卓を製造販売していたから、ナショナルや東芝の電卓が電器店で容易に入手できた。


 次に容易に入手できたのはSHARP。SHARPの家電は農協という印象はいまだに抜けない。農協の入口に専用の展示用の小屋を建て、SHARPの白物家電が展示していた。昭和50年代後半まで展示していた。白物家電の内容そのままだったから、昭和レトロ感満載だった。


 そのころ、親から譲ってもらったのがSHARPのポケット液晶8桁電卓。電源は太陽電池のみだったと思う。ゲーム電卓が流行った頃で、ゲーム用のとしてCASIOの電卓は購入していた。それでも計算はSHARPを使った。高校時代買ったポケコンもSHARP、就職して最初に買った関数電卓も、ついでに言えば、PCもワープロ専用機もSHARPだった。


 SHARP製品とも長いつきあいある。後方事務の部署に行き、そこで使われる電卓がCASIOだったからそれ以降はCASIOを使っている。


 それでもポケットに忍ばせていたのは、SHARPの関数電卓とカード電卓型のカナメモという電話番号を記憶する製品。オフコンの部署に異動になった時、16進数から10進数の変換に重宝した。CASIOがモード切替が必要に対し、SHARPは、数値、2ndF、目的の進数を押すだけで簡単に変換できた。今でも進数変換にはSHARPの関数電卓を使っている。


 ここまではSHARP電卓の思い出。CASIO派、SHARP派かと聞かれたら、どっちでもないと言う。便利で使いやすいものがあればどちらでも使うと。