続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

定数乗算

定数乗算


 絶版になっているブルーバックス《電卓に強くなる》。電卓を用い、日常生活から高校数学までの計算を扱っている。


 定数計算に関しての著者こだわりは並々ならぬこだわりがあり、特に定数乗算に関しては、力説している部分がある。


 定数をkとすると、X×kが優秀な電卓とされている。現在発売されている一般電卓は、k×Xという仕様となっている。著者によれば、aのn乗×bのn乗が定数乗算で求められるというのが根拠して例示されている。

 昭和50年前後のCASIOの一般ないし関数電卓で試したところ、優秀とされる実機の例がこのバイオリズム電卓。


 推測されることは、算式入力になった電卓には、X×kの仕様と、k×Xの仕様があることがわかった。また、四則演算キーを2度押して、定数計算モードに入るという現在のCASIO電卓とは異なり1回でよいという機種もあったことが分かった。