【無印良品】電卓のカウンタ表示
無印良品電卓BO-192。写真の電卓は10年以上前に購入しました。現在も売られています。
製造はSHARPです。裏蓋の刻印はローマ字表記で良品計画とあります。BOの型番がつく一般電卓はSHARPが製造し、別の企業の名前をつけて販売する電卓を意味しています。確認した範囲では、ニチイ学館が《医療事務用電卓》として提供する教材も型番はBO、SHARPが製造したものです。
取り上げた良品計画の電卓は表示を見ると左隅に2桁の表示があります。
これは00〜99をカウントアップしていきます。ここで1+1=と操作してみましょう。
1と押すとカウンタが01になります。次に+を押すと01の下に●が点灯します。四則演算キーを押したを意味します。
さらに1を押すとカウンタが02になります。
=を押すとカウンタは02のままで答えを表示します。
このように伝票計算では入力件数として働きます。
カウンタは四則演算キーを押して連続計算をするとカウントアップします。
連続カウントアップが働かない場合。
1 平方根キーを押した場合。カウンタは作動しません。
2 2✕5=などと計算したあと=を連続して押してもカウントアップしません。
3 メモリキーを押す、連打してもカウントアップしません。
次の操作をするとカウンタがリセットされます。
(例)
1+1= カウンタ02
2+2= 2を押したと同時にカウンタがリセットされ01が表示されます。
この仕様を利用すると、スイッチを総和GT入れると、小計〜件数と金額が同時に求められ、GTを押すと総計が求められます。なお、総合計件数は求まりません。