続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

金曜日

 金曜日は曇り空。今にも降りそうである。雨が近いと麻痺の部分が良からぬことを引き起こす。こういう日は体調が安定するまで時間を要する。


 起きてから体調が安定するまでの時間がかかると言うことは、できることの時間が短くなるということ。毎日の随想のネタも思いつきにくい。


 毎週金曜日、TBSの朝ワイドショーに登場する《せやろがいおじさん》。早口でまくしたて、画面いっぱいの字幕を早く切り替える画面構成とてもうるさい。見なければ良いと言うか、高齢の両親はテレビがよりどころであるから、チャンネルを変えたりすることはできない。不機嫌から激怒する。


 加齢によりまたは認知症に向かい脳の機能が低下すると感情に至っては本能の部分が最後まで残る。それは《怒り》。一時記憶の容量も減ることと相まって、容易に不機嫌となり、激怒する。自分は悪くないと激怒することもある。


 この激怒しがちな行動、高齢者だけの特徴たけではなく、心身の平衡が崩れた場合も起きる。感情の制御は分かってはいるが、麻痺の痛みやこわばりが強すぎる場合は抑えるのも難儀している。