続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

【電卓】桁あふれエラー

桁あふれエラー
 オーバーフローエラーとも言います。flowは流れる湧き出るという意味があります。


 例えば8桁の電卓の場合、数値が9桁以上になった場合に、エラーを示すEを点灯し、計算を停止させます。


 Cまたは CE,CIを押すとエラー解除ができます。表示される範囲は8桁以内です。説明書によっては概算表示と書いてあります。概算が8桁の場合16桁を超える数値になると、計算不能の意味を示すE 0.が表示されます。


 エラー解除行なった場合、そこに表示されている数値は8桁を超える数値ではなく、8桁以内の数値で扱われます。


 概算表示として次の計算に使えるのは掛け算と割り算です。足し算と引き算の場合は、エラー解除した場合、概算表示として有効な数値は、8桁電卓の場合、プラスマイナス1.9999999億となります。エラー解除してその数値を使おうとしても8桁以内の数値になりますから、注意が必要です。


 その点を留意して計算すると、巨大な数の概算計算ができます。

【電卓】時間計算

電卓の時間計算
 一般電卓の中には時間計算ができるものがあります。


1 時間入力
 時、時間計算キー、分、時間計算キー、秒、時間計算キー


 1時間0分0秒は、
 1、時間計算キーのあと、四則演算演算キー、=、メモリキーを押すか、1、時間計算キーを2回押すと入力できます。
 0時間0分10秒は、
 0、時間計算キー、時間計算キー、10、時間計算キーもしくは四則演算キー、=、メモリキーを押して入力できます。


2 10-60進数変換
 時間表示状態で時間計算キーを押すと10進数に、10進数の状態で時間計算キーを押すと60進数に変換します。


 分と秒の部分は10進数に変換すると小数になります。


 一般電卓は、秒未満は入力できませんかつ、10進数から60進数変換時に切捨てられます。

【電卓】CASIO派SHARP派

CASIO派SHARP派
 構成比計算は定数計算モードを用います。


 CASIO以外のように%とメモリの併用では誤算になります。

 この方法は1985年に発売された手帳型電卓、CASIO NS-2/3の説明書が残っていたためわかったことです。現在販売されている電卓説明書のいくつかは見ましたが、応用計算が省かれています。
 そのためどうやって計算すればいいのか分かりませんから、SHARP派はそこをついて仲間を増やそうと感じられます。


 今はCASIOだSHARPだと派閥を作る時代ではありません。若者は、24時間365日手元から離せない、いまや体の一部となったスマートフォンの電卓アプリを使います。一般の電卓まで買って計算しようとはしません。とにかくスマホ1台あればお金さえあれば何でもできます。


 しかし、スマホは万能ではありません。常に電池残量を気にしていなければいけません。充電や通信ができなかったらどうしようという不安があります。


 電卓は電池残量を気にする必要はありません、毎日使っても数年は持ちます。学校や資格試験以外には電卓を買わないと思います。しかし、1台持っていれば、何かと便利です。ただし、100円ショップの電卓で済ませようと思ってはいけません。安かろう悪かろうです。1000円前後でいいものが入ります。


 CASIOだSHARPだと、派閥争いをしていたままでは、《漁夫の利》となるのは、100円ショップの電卓か日本メーカーのコピー商品渡す中国のメーカーになってしまうでしょう。


 それぞれの仕様のいいところを紹介しあって、計算をもっと楽にしましょう。