続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

電卓のメモリ機能

電卓のメモリ
 CASIOとCASIO以外の一般電卓のメモリ仕様、基本部分は同じです。共通部分をあげます。


数値 M+ メモリに数値を加えて記憶します。
数値 M− メモリの数値を減じて記憶します。


 このような表現したのは、次の操作をして見てください。


 まず、MCを押してM表示を消してください。
1,M+,M−
 Mの表示が消えたと思います。MRを押すと0が表示されます。


 数値を計算式にすると、=として働き、M+ならば、加えて、M−ならば、減じて記憶します。


 1+1,M+ 2がメモリに加えられます。
 1+1,M− 2がメモリから減じられます。

無印良品電卓BO−192

無印良品電卓BO−192
 10年ほど続くジャストサイズ電卓。1,990円。型番にBOがついている電卓は、SHARPが製造し、別のブランドをつけて販売している製品。確認している範囲でニチイ学館医療事務用電卓。

 12桁の一般電卓。キータッチも良く、事務用に最適。


 電卓の特徴として、GTメモリの有効と無効、アンサーチェックモードに切り替えられるスイッチがある。アンサーチェックは、SHARP一般電卓に備わっている検算機能。1回目と2回目の答えが合えばOKを表示する。


 表示部の左隅にある2桁の数字は、アイテムカウント(入力件数)として働く。


 余談なるが最近、CanDoから似たデザインの330円が販売されている。事務用や資格試験に使う場合はこちらをおすすめしない。

【電卓】今はない仕様やキー

今はない電卓の仕様
 一般電卓の使用は、定数計算と%計算によって、CASIOと非CASIOに分けられます。また−0と平方根の仕様から非CASIOは、SHARP系とCANONに分けられます。


 これは、2021年現在発売されている一般電卓での分類。これまで発売された電卓では、当時の実機や説明書が無いとわからないキーや仕様があります。それでは、分かっている範囲で現在は見られない仕様を上げていきましょう。


1 電源投入後の表示
 1970年以前の電卓の多くは電卓を投入すると全桁0が点灯しました。現在は不必要な0は点灯しない設計になっています。これをゼロサプレス(0抑止)と呼びます。

2 負数の処理
 例えば8桁の電卓で負数の8桁になった場合、桁あふれエラーを起こす機種がありました。現在この仕様はありません。


3 桁あふれエラー表示
 現在、桁あふれエラーは、上位桁から表示します。古い電卓には下位桁から表示するものがあります。


4 定数キー
 古い電卓にはKと表示されたキーを持つものがありました。定数キーです。ただし、実機を所有していませんから使い方は、わかりません。


5 ⊿%
 デルタパーセントと呼ばれるキー。このキーを持つ電卓がありました。これも実機を所有していないため、使い方はわかりません。


6 X→Mキー
 表示されている数値をメモリに入れるキー。計算中に押しても計算は実行しません。かつての関数電卓に備わっていたキー。現在の一般電卓ではどのメーカーもついていません。


7 ÷√兼用キー
 数値の後に押すと除算として、先に押して数値を入れ、=に当たるキー押すと平方根として機能する電卓があります。この電卓は加算器式です。