続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

百均電卓

百均の電卓
 大手百均の電卓、100円+税よりも200円以上の電卓が増えてきた。


 CanDoにて最近登場した300円+税の電卓には無印良品BO-192に似た電卓が登場。キー反応は当然のことながら無印良品に軍配が上がる。税込み1,990円出して購入するのが結果的に良い。

【写真】無印良品電卓
 1,990円の電卓と同じ大きさデザインで330円は安いお得だと感じてはならない。もし、どちらも持っているならば、使い比べて欲しい。安くて得したと感じただろうか。


 事務用や資格試験に使うならば、ぜひ、電卓メーカーの製品を購入をお勧めする。

幻のプログラムプリンタ電卓

幻のプログラムプリンタ電卓


 よく30年前通った文具店。電卓はCANONが中心。カタログもCANONが豊富にあった。


 その中で昭和の終わり頃見つけたカタログにCANONプログラム機能付きプリンタ電卓があった。値段が92,000円。当時、勤めていた会社の高卒の初任給が104,000円だったから、手の出る商品ではなかった。


 カタログを無くしているから記憶している範囲で述べる。もし、1987〜1989年頃のCANON電卓を保管しているならば最後あたりに載っている。


 電卓の特長
 1 14桁蛍光管電卓
 2 表示は16セグメント
 3 QWERTYアルファベットキーがある。
 4 プログラム容量は256バイト。プログラム仕様は、オリジナル。
 5 表作成機能あり 容量約32キロバイト。
 6 RS232端子がありPC用プリンタにつなぐと表出力できる。


 数年前、CANONにも問い合わせて見たが、資料自体が残っていなかった。

電卓 置数訂正キー

電卓 置数訂正キー
 計算中入力した数値をいったん取消すためのキー。押すと入力した数値が全て消される。消されたあと改めて数値を入力する。


 ▶(右シフトキー)も入力した数値を1桁訂正することができる。ただしこのキーは、電卓の表示桁以上に数値を入力して桁あふれエラーが起きた場合の解除に使われる。


 電卓の表示桁以上に入力すると桁あふれエラー起こすのはシャープの一般電卓の多くに残っている。


 置数訂正キーは、CASIOではC、CANONはCI、SHARPではCEである。CEはクリアエントリの頭文字である。


 安い中国製の電卓、100均電卓の一部には置数訂正キーを持たない機種がある。オールクリア押して計算やり直せばという考え方であろうか。ないのとあるのでは計算効率が違う。

 回避策としてMRキーを押すと書いていたブログがあった。記事の内容は、
置数訂正キーが無い電卓を入手してしまった、MRを押せば代用になる。




 MRを押すと、現在入力中の数字がメモリの内容に置き換わる。


 例えば、10+20と計算するところを10+30とした場合、置数訂正キーがあればそれを押して20を入力する。

 置数訂正キーがない場合、30と表示されている時点で、MRを押す。MRCの場合は1回押す。メモリの内容が呼び出される。


 MRが押された段階呼び出された数値は《未確定》状態になっている。四則演算キー、=キー、M+,M-キーを押して確定する。


 未確定状態では、新たに数値を入力が可能である。これはメモリが0であろうが数値が入っていようが、MRを押して、正しい数値を入れ計算が続けられる。


 例題の操作はこのようになる。
 10+30,MR,20


 置数訂正キーがない電卓をお持ちならば試して欲しい。