続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

【電卓】電子メモ

 1980年代後半から、携帯電話の普及までの間電卓メーカー各社から発売されていた多機能電卓。

 カード型が中心で電話番号が記憶できるもの。名前にあたるカナと英数字の行、番号に当たる7セグメントの行というのが基本構成であった。記憶容量は1〜2キロバイトが主流だった。


 その後3行表示になり、電話番号部分を日時に変えたスケジュール、電話番号の部分の数字を計算の数値にできるもの、時計をつける、漢字字典をつけるものと多機能になった。


 携帯電話普及期に製品自体が消えたのは、携帯電話の機能と重なったためである。電子手帳も現在ではスマホの機能の1つとなってしまった。

巡回雑貨店の電卓

巡回雑貨店の電卓
 30年以上前、100均が田舎になかった頃、年に数回トラックに雑貨を積んで、空きテナントや広場で臨時の雑貨店を開く業者がいた。


 少なくとも3つの業者がいた。1つがオサダ、後に大きな店舗を作りトラックでの地方回りはなくなった。その業者も現在は無い。


 激安雑貨とのチラシで客寄せ、価格設定は市価の2〜3割安。とても魅力的だった。


 そこに売られていた電卓は、台湾、香港製のノーブランド、GENTOSと聞き慣れないメーカーの電卓が中心、価格も1,980円中心だった。それでも安かった。


 GENTOSブランドの電卓はサンジェルマンが発売していた。現在、別会社でADESSOという名前に変わっている。


 ここで購入したGENTOS電卓は、=キーがPCキーボードのスペースキーのような形状で、アンサーバーと称していた。


 巡回雑貨店が来なくなり、しばらくしてから、田舎にも大手の百均ができた。

CITIZENの電卓

CITIZENの電卓
 CITIZENと言えば時計を真っ先に連想します。CITIZENブランドの電卓も現在も製造販売しています。


 20年ほど前は豊富なラインアップと、変わり種電卓を販売していました。関数電卓も販売していました。


 CITIZEN電卓はかつてホームセンターの激安電卓としてチラシを飾っていました。最初に買ったCITIZEN電卓は、約35年ほど前、ペン差しが2つついた10桁電卓。チラシに載っていて1980円でした。この電卓は、定数加減算がついていませんでした。


 次に買ったディスクタイプの電卓は、12桁2980円、2つのメモリがついたタイプ。この2台は田舎の家にまだあると思います。


 そして、表示が変わり種のナチュフェイス12桁2980円これも2メモリでした。


 当時、住んでいた田舎にホームセンターはCITIZEN電卓のみを扱っていてそれも大手の製品よりも安く、すぐに入手できました。


 これよりも安い香港製ノーブランドやGENTOSブランドの電卓は定期的にトラックで雑貨を積んで数日間店を開く業者が販売していました。