続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

電卓のメモリキー

電卓のメモリ計算


 数値を一時的記憶するメモリキー。これを駆使すると複雑な計算もできる。


 メモリの使用はCASIOと非CASIOでは仕様が異なる。目立つ違いは、百分比を定数計算した場合をメモリに格納する場合である。

 例えば、20÷÷と定数計算状態に入り、10%と入力し、メモリキー、この場合はM+を押した場合、CASIOは2.5が、非CASIOは50が格納される。


 この場合、50と格納されるのが望ましい。CASIOはメモリを押すことによって、10は400(20の二乗)の百分比を求めたことと同じ結果となる。


 この仕様を嫌い、SHARP電卓を勧め、CASIOをけなすネット発信もある。構成比計算を多用する分野なら非CASIO電卓を選択しても良い。


 この仕様をわざわざ欠陥品がごとく非難する必要もない。CASIOの演算キーを2度押しして、定数計算状態に入り、百分比計算の仕様がなせる技である。