【電卓】巨大数の加減算
巨大数の加減算
電卓の表示桁を超える加減算は、実生活においてあまりない。国家予算は16桁。会社の数字で13桁を超えることは少ない。
そのため、12桁を超える数値の加減算は、概数を使うことが多い。例えば千円単位、万円単位それに億円単位である。
例 100千円 10.5万円
もしも12桁の電卓で、16桁の整数値を加減算して欲しいと言われた場合どうしたらよいだろうか。
ひとつの解決策として、数値を8桁ごとに区切り、それを加減算する。この時、下位8桁の計算の加減算で、答えが9桁、つまり億円になった場合は、上位8桁に繰り上げ、負数になったら、上位8桁から繰り下げる。このとき、繰り下げるが必要な数値×1億円を下位8に加算を忘れずに行う。
手間はかかるが、桁を区切り加減算することにより、巨大数の加減算が可能である。日常生活では6桁までの金額でほとんど事足りるから、それほど必要ではないが、計算手順を考えるため、紹介した。
本記事は、加減算を示している。元々は8 bit PC のBASIC言語において、整数値が8桁を超えると指数表示になる仕様で、16桁までの加算ができる給与計算プログラムの解決策を参考にしている。