続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

【余り計算電卓】

余り計算電卓
 何度か取り上げるCASIO余り計算電卓。元々薬剤師向けに開発されたという。余り計算ができる電卓は、小学生向け小学生向け学習用電卓、関数電卓に付けられている。

 余りが伴う計算は小学校の算数だけという固定観念が排除した方がいいかもしれない。身近なところでは、割り勘計算、この電卓が開発された薬剤師在庫管理などと幅が広い。


 余り計算、うまく使えばこういうこともできる。例えば、中学数学である整数を素因数分解するという項目がある。余り計算電卓で、余りが出る計算をしていけば、その数の素因数分解ができる。素数は自分で用意し、試行錯誤で余りを伴う計算をするわけである。


 次に、十進数から任意の進数に変換する場合もあまり計算が役に立つ。余り計算電卓は、商余りが出た後、設定により、次の計算にどちらを使うかが選べる。このことを利用し、例えば十進数を十六進数に変換したり、十二進数に変換することも可能である。


 小数点まで必要がない割り算をする場合、あまりが出た方が都合が良い。そのため、結構重宝している電卓である。