続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

EXCELと電卓

EXCELと電卓
 いまだにEXCEL表の検算に電卓を使う人を《アタマが固い》《老害》だと主張する方が時々ネットに出てきます。


 表計算は大量の計算や比較、資料づくりに威力を発揮し大変便利なものです。電卓と比較してはいけません。計算の用途は同じです。用途と規模が全然違います。


 EXCEL表は万能ではありません。目的としない計算式を入れると誤った計算結果を得ます。セルに関数を入れ忘れるとその部分は計算されません。


 目的とした答えがきちんと計算されてるかどうかを検査するためには、やはり電卓が必要です。人前に出す資料には誤りがあってはいけません。金額の誤りが致命的です。会社の信用を失います。間違いを防ぐため電卓の検算が必要です。


 検算の反論の一つとして、そもそも電卓は正確か、電卓は誤算をするから正確ではないがあります。そこまで言うと《屁理屈》になります。


 電卓の点検にこのような計算手順がありました。
 1.2345679×(または××)9=
18=
27=
36=
45=
54=
63=
72=
81=
 これでも納得しない場合は、1から10まで足して55になるか試してみよう。これでも電卓は間違えることがあり、EXCELが正しいと言ったら、信者と思って聞き流すしかありません。