続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

電卓を活用しよう〜2−1


電卓を活用しよう


2 少し複雑な計算


 1 演算子の優先順位


 演算子の優先順位、括弧や四則演算子の優先順位を算数で習う。掛け算割り算が足し算引き算より優先され、括弧がついた計算は括弧内の計算が優先される。


 一般電卓には括弧が備わっていない。したがって括弧がついた計算は、人の目で判断する。


 四則演算については、一般電卓においては優先判定はついていない。入力された順番で計算を行う。電卓が計算に使うために扱う範囲は、入力された数値、次に入力される数値、演算子、答えだけである。関数電卓のように、数値演算子記憶しておいて、優先順位を判定は備わっていないから、人が優先順位を判断する。


 1+2x3を一般電卓で行う場合、そのまま入力して計算すると間違った答えになる。計算を行うときは、2×3をまず行い、1を加える。


 掛け算割り算と引き算の混合計算をする場合は、演算子の優先順位だけ注意して計算を行う。


 レジスタ・スタックという専門用語を使えば、短く説明はできる。ただし、レジスタまたはスタックが分からなくても、電卓は使うことができるから、わかりやすい表現に努めた。コンピュータの仕組みを詳しく知りたい人は、専門書を読むことをおすすめする。