CASIOの一般電卓の特徴
CASIOの一般電卓の特徴。
・定数計算の演算キー(+-×÷)の2度押しする。
・%計算での割増、割引き計算の操作の違い。
が他社の電卓と操作が異なる点である。
もう一つ、答えに小数が伴う、a÷b×c=の表示が異なることである。一部、例外機種が(例:DS-120TW)存在するが、実際に計算させた結果を見てみよう。
(計算例)1÷65536×100000=?
この通り、小数点以下の表示が異なっている。誤りではなく、計算時の端数処理が異なっているだけである。この違いに気づいたのは、20年近く前に、利率÷36500×元金=の日歩計算をしていたさいに、電卓によって小数点以下の桁数が異なり、様々なメーカーに電卓を操作してからによる。
この端数処理、=を押すまで有効で、計算例であげた1÷65536×100000=?の操作を、65536÷÷==×100000=と操作すると、他社の電卓表示、1.525878と表示される。=を押して次の演算キーを押すと切り捨てが行われる。
参考までに、カシオの電卓を再現した、このAndroidアプリ(電卓-カシオ式マルチ計算機 あまり計算・割引・消費税・時間計算対応 CONDUIT CO.,LTD)は、この端数処理までは再現されていない。