反対派を陥れろ
反対派を陥れろ
時代劇には御家騒動が題材に使われる。お世継ぎが2人いた場合、相互のつぶし合いが始まる。でっち上げ、毒を盛るという策を巡らせる。
水戸黄門ではチャンバラのあとに三つ葉葵の印籠を出せば解決する。現実の世界は印籠出せば円満解決するような世界とは違う。
プーチン反対派の大物が毒をもられたというニュース。これも時代劇に扱われる題材。殿のリーダーシップが発揮できない場合、側近の家老が私悪徳業者と結託、政治を我がものにし、反対派を粛清する流れ。水戸黄門の印籠で悪徳家老と業者は一掃されるが、現実はうまくいかない。
プーチンが悪徳老中や家老とイコールであるとは言わないが、反対派に毒をもられたというニュースを聞き、時代劇を思い出した次第である。