続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

電卓を活用しよう〜1−7

電卓を活用しよう


7 指の配置


 電卓の入力には、5本指を使うと素早く入力できると簿記などの電卓活用本に書かれている。左手で入力し、右手には筆記具を持つと言うでも勧められている。5本指入力は、パソコンのQWERTYキーボードでは、ホームポジション指を置いて高速入力できる。電卓にも、どのキーにどの指を置けば素早く入力できるとある。


 ホームポジションは数字の5キーを中心として動かすと素早く入ると説明している解説もある。要するに電卓のキーボードを見ずに高速入力するためにはホームポジションが必須であると言うことになる。


 私の場合は、そろばんを習っていた。珠算塾で習った方法は、左手で問題集をめくったり、ものさしなどで問題の位置を示していた。また伝票めくりにも使っていた。右手は鉛筆を持ちながら、2本指でそろばんの珠を弾いた。慣れは恐ろしいもので、電卓でも同じような操作をしていた。右手で筆記具を持ち、2本指で電卓のキーを叩いていた。残念ながら現在の私は、怪我による麻痺で電卓のキーボードは1本指でしか入力できない。


 5本指のホームポジションでも、私がそろばんを習っていた時に使っていた2本指入力でも、あなたが慣れた方法でやれば良い。電卓の教科書でそういう記述をするとお叱りを受ける。  ただし、商業高校または専門学校で習うときは、教えられた通りの方法で操作するのが望ましい。


 なお、この活用法では、私が麻痺のため1本指でしか入力できないことからホームポジションについてはあまりこだわっていない。


 読者に四肢の障害によって入力できる指が限られている場合も想定していることから、あなたができる方法で入力するのが望ましいというのがこの活用法の結論である。