続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

幻?のキヤノンプリンタ電卓

 1980年代後半、キヤノンから、プログラムプリンタ電卓が売られていました。80年代後半の電卓カタログや、パンフレットを文具店からもらい取っていました。残念ながら台風の雨漏りで廃棄してしまい、手元にありません。
 カタログから記憶している範囲で。
  型番 MP-1214
  価格 ¥92,000-
  機能 14桁 加算器式 14か16セグメント蛍光管
  特徴 テンキーの上に小さなQWERTYキーボードがある。
  プログラム容量は256バイト。ロール紙にプログラムリストを記録。数式記憶に近かった思われます。
  表作成機能
   32キロバイトの容量があり、RS-232C端子から、PC-PRプリンタへ表出力。文字種は、罫線、数字とアルファベットのみ。


 当時、92,000円は高卒で就職した会社の初任給9割超えで手が出ませんでした。数年前、キヤノンにこの電卓のことをメールで尋ねました。回答は分からないとのことでした。


 言わば、幻のプリンタ電卓です。高くてまったく売れなかったのでしょうか。月賦で買えばよかったかなと悔やんでいます。