追い越し距離
車の追い越し距離の公式はこのような式になります。
(出典:運行管理者国家試験対策標準テキスト'18年版+過去7回問題集&本年度予想模擬試験(旅客) 著者: 蓮見文孝)
運行管理者国家試験に出題される計算問題。条件は、等速、左右の移動量は0として考えます。
関数電卓では数式通り入れると、距離は答え一発。それでは一般電卓の場合は、そのままでは答えが違います。
まず、自車と前車の差を計算し、メモリに格納します。
80-70=M+
、自車の長さ+前車の長さ+車間距離の2倍を計算しましょう。
90×2+10+10=200
それに自車の速度を乗じます。
80×200=16000
分子÷分母を求めます。
16000÷MR=1600
距離は1600メートルになります。
時間は、時速80kmの秒速を求めればでます。kmですから、1時間=3600秒を1000で除して、80を3.6で割ります。
80÷3.6=22.22・・・・・。ここでは、22.2を使います。
1600÷22.2=72.072・・・・。
小数点第1位以下は四捨五入と設問にありますから72秒が時間になります。
車間距離の詰めすぎは事故のもと。余裕を持って運転しましょう。