続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

追い越し距離

 車の追い越し距離の公式はこのような式になります。

(出典:運行管理者国家試験対策標準テキスト'18年版+過去7回問題集&本年度予想模擬試験(旅客) 著者: 蓮見文孝)
 運行管理者国家試験に出題される計算問題。条件は、等速、左右の移動量は0として考えます。

  関数電卓では数式通り入れると、距離は答え一発。それでは一般電卓の場合は、そのままでは答えが違います。

まず、自車と前車の差を計算し、メモリに格納します。
  80-70=M+
、自車の長さ+前車の長さ+車間距離の2倍を計算しましょう。
  90×2+10+10=200
それに自車の速度を乗じます。
  80×200=16000
分子÷分母を求めます。
  16000÷MR=1600
 距離は1600メートルになります。
 時間は、時速80kmの秒速を求めればでます。kmですから、1時間=3600秒を1000で除して、80を3.6で割ります。
 80÷3.6=22.22・・・・・。ここでは、22.2を使います。
 1600÷22.2=72.072・・・・。
 小数点第1位以下は四捨五入と設問にありますから72秒が時間になります。


 車間距離の詰めすぎは事故のもと。余裕を持って運転しましょう。