続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

選挙の年。どの政党も強く主張しない《移動円滑化》。

 統一地方選挙、参議院改選の平成31年。どの政党も有権者に訴えかけるビラがポストに投げ込まれる。
 有権者に向けての四大《目玉商品》は、《子育て、教育、医療、福祉》。社会保障費を抑制しようと標榜する政党まで有権者の前では四大目玉商品を公約にあげる。候補者が社会保障費を抑制しますと有権者に訴えかけたらどうだろう。落選確実である。
 前置きはここまでにして、どの政党も前面に出してこないのが、


《移動円滑化》である。野党も与党も同じである。福祉に入っているから、わざわざ主張しなくとも意見もあるだろう。
 生活するためには移動が要る。どんなに建物をバリアフリー化しようが、そこまで行くまで困難だったら、何のためのバリアフリーである。


 移動円滑化にトイレを入れているのは、
  多目的トイレが、
    少ない。
    遠い。
    目的外に使うために占拠している。
    イタズラされて使えない。
    使うためには責任者へ言って扉を開けてもらう状態。
 ならば、移動が困難に陥る。


 長崎も、県庁移転を始め、今後、大型のハコモノ建設が予定されている。高齢者や障害者が使いにくいのは、都市計画に当事者を入れていないからである。どの政党でもいいから、都市計画に当事者を入れろを公約に出して欲しいものである。