続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

PCM録音

 昔のワープロパソコンはカセットテープに保存呼び出ししていました。ipodの登場で、MD,DATは絶滅。CDも勢いが落ちました。
 それでもコンパクトカセットがあり続けるのは、簡単操作で手軽に長時間録音ができる点です。スイッチと機械が直結していて、単純だからです。


 デジタル信号を音響にアナログ変換して記録する仕掛けです。安い特性の悪いテープを使うと、音飛び、歪みで、保存しても、再生して呼び出しをしても、読み出し不良で残念無念。メーカー品の短時間ノーマルテープで保存していました。メタル、ハイポジよりノーマルテープで十分です。
 専用のテープレコーダが販売されていました。しかし、普通のラジカセで大丈夫でした。ステレオ録音高級タイプは、読み出しができないこともありました。




 これをICレコーダに録音するとどうかるか試した写真です。アナログ信号をデジタル録音。その音をワープロ側でアナログデジタル変換させるむちゃくちゃなことを。音質を落とす長時間録音などは、当然アウト。PCM録音でうまくいきました。MP3ファイルにもできます。


 ワープロ専用機の製造終了から15年。ケガで肢体不自由になった場合、パソコンとプリンタが離れていて不自由を感じることがあり、ワープロ専用機が必要な場合もあります。FDも少なくなり、媒体もダイソーのあやしい中国製ノーブランド。ドライブのゴムベルトが切れるなどトラブル。ニコイチ再生品を買うより、サーフェスが安いなど言う状況で、電子文具の新たな開拓として、復活して欲しいものです。