続・オヒ!の殿堂3(番外編)

藤堂俊介がこっそり書くブログのようなもの

電卓を活用しよう

電卓を活用しよう


はじめに


 あなたが普段お金の計算に使っている電卓。今は100均で手軽に買うことができるようになった。100円+税あれば、子供でも買うことができる。これほど値段が下がった電子機器は記憶にない。


 そのおかげか、低く見られる傾向がある。四則演算さえできればそれでいい、メモリ計算など使う必要はない。これは以前を電卓の手引書を作り、ネットに公開した時のある一部の意見である。陰口が好きな人々の暇つぶしネタに巨大掲示板で賑わったと記憶している。


 また、最近のネットの傾向として、電卓とMS Excel の対立がある。MS Excel で作った表を検算させる上司は老害だとかブラックだとかいう論調である。


 これはエクセル表が全て万能であるという前提において論じているものである。計算をするということで用途は一致している。しかし、エクセル表が正しいとは必ずしも言えない。関数が入ったセルを上書きしてみたり、関係のないとセルに数値を入れるということも考えられるからだ。


 検算の必要性を説明すると、そもそも電卓は正確かと言う屁理屈が飛び出す。ああ言えばこう言うである。誤差が出るから電卓は正確ではないと主張したいのは理解する。計算機には出るという宿命がある。なぜかと言えば、計算機は無限の桁を扱うことができない。どうしても誤差が生じる。


 ここでの屁理屈は、計算機の誤差とは無関係のようである。エクセル表が完全無比であることを前提に、わざわざ計算させることが面倒臭いただそれだけである。


 話が横道に逸れた。それでは、電卓の活用法を書いていきたい。ここで扱う電卓は、普通に入手できるを想定して書いている。便宜上、一般電卓と言うことにする。


 子供が100均で電卓を買うことを想定し、8桁と一本のメモリが備わっている機種を取り上げる。なお、電卓メーカーによって、若干操作方法が異なることがある。その場合は、メーカー名を記すことにしている。


 電卓を使いこなすかいなかで、あなたの計算効率が飛躍的に上がったり、計算が楽しくなる。また数学への興味も出てくるはずである。